【英名】 Almandine Garnet
【和名】 鉄ばん柘榴石(ざくろいし)
【流通名】 アルマンディン・ガーネット
石言葉 地道な努力で成功へと導く
◆精神面・肉体面の働き
地道な努力を成功へ導きます。更に、生命力を表す赤褐色のレッドガーネットは、
あなたの体に流れる血脈をあらわし、物事の大願成就へと導きます。
◆歴史・知識
ガーネットは単一の鉱物名ではなく、珪酸塩鉱物の類質同像の似たような構造をもつ約14種類の鉱物を総称する鉱物のグループ名です。
それぞれの多色な変種がありますが、色の原因になっている鉱物の含有量と屈折率で名称が分かれます。
赤いガーネットで有名なものには、アルマンディン(鉄ばん柘榴石)とパイロープ(苦ばん柘榴石)がありますが、
流通量が多いのはアルマンディン・ガーネットになります。
アルマンディン・ガーネットは、赤色・暗赤色・帯紫赤色の色を持ち、透明、または半透明の柘榴石になります。
ガラス光沢?樹脂光沢を示し、条痕色は白色を示します。
片麻岩や結晶片岩、火山岩やペグマタイト中などに産出し、結晶や粒状、または塊状ものがみられます。
1月の誕生石としても知られているガーネットですが、二十四面体や十二面体、三十六面体の結晶で発見されることもあり、
その結晶体の美しさから、非常に幅広く愛されてきました。
「信頼と貞節の石」とも呼ばれ、持つ人の変わらぬ愛情が保証されるとも言われています。
名前の由来は、この鉱物の形が柘榴の果実の粒に似ている所から、
ラテン語で「種子」を意味する「granatus」から命名されたと考えられています。
古代エジプト・ギリシャ・ローマでは、宝飾品の他、寺院や教会の窓にもはめ込まれ、
ノアの箱船伝説ではこの石を灯り明かり代わりに吊り下げたと言われています。
古代では、血液や心臓・肺を浄化して循環をよくするとされていました。
また、ガーネットは、第一チャクラに作用する石のひとつとされていますが、
アルマンディン・ガーネットは第一チャクラと第七チャクラの間のエネルギー経路を開くとされています。
強力に再生を促すヒーリングストーンとされ、力とスタミナをもたらし、深い愛で真実の統合をサポートすると言われています。
腸内での鉄分の吸収を助け、目を刺激し、肝臓と脾臓の問題に対処するとも言われています。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
アメリカ・カナダ・ブラジル・ノルウェー・スウェーデン・オーストラリア・インド・日本など
◆鉱物学的データ
化学式 Fe3Al2(SiO4)3
光沢 ガラス光沢
結晶 等軸晶系
劈開 なし
モース硬度 7~7.5
比重 3.7~4.26(含まれる成分により変わります)
分子量 497,753378
金属元素重量分率 Si 0.1692 , Fe 0.3365 , Al 0.1084
【1月】【2月】【3月】【4月】【5月】【6月】【7月】【8月】【9月】【10月】【11月】【12月】