コンテンツ

1月5日の誕生石 モリオン

 

【英名】 Morion
【和名】 黒水晶
【流通名】 モリオン

石言葉 魔を断ち切る・魔除け

◆精神面・肉体面の働き
闇の中にある漆黒のエネルギーで、魔を断ち切り、あなたを護ります。
ただし、そこにとどまるのでなく、
光をもつこのモリオンはあなたを護ることにより、未来への道を開きます。

◆歴史・知識
代表的なペグマタイト性鉱物である石英(Quartz)グループの中でも、自然界の放射線により黒色へと変化した水晶で、光りに透けないものを黒水晶(モリオン)と呼んでいます。
イギリスのスコットランド地方「ケアンゴーム山地」より産出された褐色の水晶のうち、光を通さないものが「モリオン」と呼ばれるようになり、
他の石英とは別に名前を持つようになりました。鉱物的定義については曖昧で、現在は通常の室内照明で完全に光を通すものはスモーキークォーツ、
若干明かりが透けて見える程度のものや、黒水晶と同一の原石から制作したものを黒水晶(モリオン)としています。
天然のモリオンは大変稀少とされており、流通しているもののほとんどは放射線処理した加工品と言われています。
しかし、中国などの産地からの産出により、以前に比べるとモリオンの流通量は増えたとされているようです。
一般的に、黒水晶(モリオン)の鑑別については、天然と照射の区別はできないものとされています。
証明書上ではいずれも「照射を伴う場合がある」と記載されています。

邪気払いや魔除けの石として知られていますが、マイナスエネルギーからの防御を得意とし、外的な干渉を受けにくくしてくれると言われており、
アクセサリーとして身につけるだけでなく、クラスターなどの原石を家庭に置いても良いとされています。
しっかりと地に足をつけ、障害を乗り越えて信頼を勝ち得るための勇気を与え、自尊心を高めて自信を支えます。
持ち主を安心感で包み込み、正しい道を平常な心で歩んで行けるようにサポートします。
古来では、毒性の除去にも優れているとされており、そのほかでは骨や歯に関わる病の改善に用いられてきました。
原石には他の鉱物が付着しているものも多く、付着物により、若干働きが異なるとも言われています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ブラジル・チベット・中国

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
光沢 ガラス光沢
結晶 三方晶系
劈開 なし
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率  Si 0.4674

【365日石に戻る】

【1月】【2月】【3月】【4月】【5月】【6月】【7月】【8月】【9月】【10月】【11月】【12月】