英名 Triphane(Spodumene)
和名 リシア輝石
流通名 トリフェーン
石言葉 精神のバランスと調和をはかる
◆精神面・肉体面の働き
この優しくあなたの心にささやくように語りかけてくる石は光の波動をもって、
あなたの中におきるマイナスの感情を包み込み未来を示すエネルギーを与えてくれます。
◆歴史・知識
トリフェーンは、クンツァイトと同じくリシア輝石に属する鉱物で、無色、ピンク色、緑色の色合いの中から、無色~淡黄色のものを指します。
透明、または半透明でガラス光沢を持ち、条痕色は白色です。
花崗岩ペグマタイト中にリチア雲母やリチア電気石などとともに産出し、
柱状結晶体や、大きな塊状で発見されるのが特徴です。
元素のリチウム(Li)を含む鉱物の一つで、クンツァイトよりも古く1877年にブラジルにて発見されました。
多色性を持つことから、ギリシャ語の「三つの顔」がトリフェーンの名前の由来とされています。
慈愛の石として知られるクンツァイトと同じように、無限の愛へと導くとされ、
穢れなく純粋なエネルギーで持つ人の心身を包み込んで癒し、純粋で正常な心へと導くとされています。
マイナス面を優しく包み込むように癒すことで、楽しく前向きな気分をもたらします。
肉体面では消化不良や腎臓炎、膀胱炎、便秘などの疾患を改善に導くと言われている他、
視神経を活性化し、胸腺の不調を改善するとされています。
クンツァイトミックスカラーにごく少量入っていることがあります。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | 〇 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
アフガニスタン
◆鉱物学的データ
化学式 LiAlSi2O6
結晶 単斜晶系
劈開 ほぼ直交する2方向に完全
モース硬度 6.5~7.0
比重 3.0~3.2
分子量 186.089939
金属元素重量分率 Li 0.0372 , Si 0.3018 , Al 0.1449