英名 Apatite
和名 燐灰石
流通名 アパタイト
石言葉 自己主張ができるように導く
◆精神面・肉体面の働き
あなたの心に落ち着きをもたらし、あなたの喉のチャクラを開きます。
集団の中にあって緊張してしまうあなたの気持ちを落ち着かせ、自己主張できるように導きます。
◆歴史・知識
アパタイトは火成岩と変成石灰岩に生成し、広い範囲に固溶対系列をつくる鉱物のグループ名になります。
ペグマタイト中や金属鉱床中に六角柱状や六角板状の結晶体で産出し、通常みられるものは、
燐酸カルシウムにフッ素が加わったもので、正式名は「弗素燐灰石(Fluor aptite)」と呼ばれます。
フッ素の代わりに塩素を含む塩素燐灰石も存在し、これらはよく混溶します。
弗素燐灰石の場合、本来は無色や白色の色合いとなりますが、含まれるマンガンなどの元素の作用により、
赤色や褐色、黄色、菫色、緑色など、様々な色が見られ、条痕は白色です。
名称はギリシャ語で「だます・惑わす」を意味する「apate」に由来し、これは産出の形状が様々で一定していないことから、
他の鉱物(トルマリン・ベリル・スキャポライトなど)と見誤ることが多かったことから命名されたと言われています。
希少性の高いものに、クリンソベリル・キャッツアイによく似た美しいキャッツアイ効果を持つものがあります。
これは、結晶の中に非常に細かい管状のインクルージョンが平行にいくつも入り込むことによって見られる効果です。
透明感があり、色の美しい大きなものは宝石として扱われることもありますが、大変稀少とされています。
小さなものでも美しい輝きをもつものがみられるため、鉱物コレクターには標本用としても人気があります。
宝石質でないものは、以前は比較的産出量が多かったためアクセサリーなどの加工品として親しまれてきましたが、
古くから多くの国の人々に「信頼」や「自信」をあらわす鉱物として親しまれていたそうです。
固定概念や周りや取り巻く環境、しがらみなどからの解放を促し、奉仕の心を呼び覚まし、人道的な姿勢を促しながら自己表現を助けます。
インスピレーションと知性を茂樹氏、悲しみや無気力、怒りを癒し、神経過敏を軽減します。
肉体面では、骨を癒し、カルシウムの吸収を助け、新しい細胞の形成を助けると言われています。
軟骨や骨、歯、運動能力などに効果をもち、関節炎や関節障害にも良いとされています。
また、空腹感を抑制し、代謝の速度を高めるため、ダイエットにも良いと言われています。
歯磨き粉の成分「アパタイト」と、ほぼ同じ成分をもつとも言われています。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✖ | ◎ | ✖ |
◆主な産地
ブラジル、マダガスカル タンザニア(グリーン)
◆鉱物学的データ
化学式 Ca5(Po4)3F
結晶 六方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢から樹脂光沢
モース硬度 5.0
比重 3.17-3.23
分子量 504.3024892
金属元素重量分率 P 0.1842 Ca 0.3973 F 0.0376