石言葉　マイナス思考の払拭と感情の安定を促す

◆精神面・肉体面の働き
あなたの中のマイナス思考を解消と払拭を促し、混乱した精神の安定をもたらします。
肉体と精神のバランスを保たせます。

◆歴史・知識

ライオライト（流紋岩）はバリサイトの良石で、オブシディアンやスティルバイトなどと同じように、火山岩の一種になります。
名前は、その縞目模様から、1860年にギリシャ語で溶岩の流れを意味する「rhyax」と、
石を意味する「Lithos」からドイツ人の地理学者、フェルディナント・フォン・リヒトホーフェンにより命名されました。
以前は、独特の流れる模様（流理構造）の見られない物を「石英粗面岩」と呼びわけていましたが、
その後流紋岩に統一され、現在は石英粗面岩の名称は使われなくなりました。
火山活動によって地上に吹き出したマグマが地表で短時間に冷え塊、結晶が充分に成長出来ず、
斑状になることで形成されたと言われています。
緑色の鉱石に、茶褐色、白色、黄色などの班晶・石基が混在する班状組織を形成し、美しい模様を生み出します。

火山岩は、岩石全体に含まれる成分、主にSiO2の比率で分類され、そのうち流紋岩はSiO2を７０％以上含有するものを指します。
母岩付きのオパールの母岩部分にもあたり、和名の通り、花紋や円紋などの美しい模様が特徴です。
古代エジプトではマラカイトと同じく粉末状に加工し、アイラインなどの顔料として使用されたとも伝えられています。

パワーストーンとしては、自尊心と自負真を高めることにより、自己尊重感をもたらし、真実の自己を受入れるように促します。
感情のバランスをとり、過去の未処理の問題を内観・受容し、自ら解決に向けて動き出せるように助け、
それに伴う感情の解放がスムーズにできるように助けます。

肉体面では、自然治癒力を強化し、血管、発疹、皮膚疾患や感染症に有用で、ビタミンBの吸収を改善するとされています。

◆主な産地

アメリカ

◆鉱物学的データ

化学式　SiO2＋内包物
結晶　-
劈開　-
光沢　-
モース硬度　3.0-4.0
比重　約2.7
分子量　-
金属元素重量分率　-