石言葉　前向きなエネルギー・明るい未来に向かう

◆精神面・肉体面の働き
あなたの意識を前向きに導き、明るいユーモアのあるエネルギーを あなたの中に注ぎます。
あなたが、未来を明るくみつめ、前進するために 喜びの光のエネルギーをもたらします。

◆歴史・知識

太古より様々な地域の人々に、装飾品や通貨として用いられてきたクォーツ（水晶）。
その歴史は古く、祈祷や儀式・病気治療などにも用いられてきたと伝えられています。
別名である「クリスタル」の語源は、ギリシャ語で“透きとおる氷”という意味を持つ“クリスタロス”に由来すると言われています。
日本では「水晶」と呼ばれ、古来よりお守りやアクセサリー、
彫刻などの加工品として非常に広く親しまれている天然石のひとつです。
古くは「水精」とも呼ばれて、精霊が宿る石とされ、霊石として神聖な儀式などに用いられてきました。
鉱物学では大変大きなグループである「石英」グループの中に属しますが、
その中でも無色?白色のものが一般的にクォーツと呼ばれています。
クォ?ツの中でも、透明度のないものを「石英（クォーツ）」、透明度のあるものを
「水晶（ロッククリスタル）」と呼び、ほとんどクラック（割れ）などのないクリアな水晶は神秘的な美しさを持ちます。
不純物・含まれる元素等による影響で多くの色の変種や、インクルージョンの種類を持ちます。

レモンクォーツとは、文字通りレモン色の水晶のことを指しています。
硫黄が内包されることにより発色されたレモン色はシトリンに比べとてもやわらかい黄色で、
古代より装飾品に加工されるなど、人々の間で親しまれてきました。レモン水晶といえば、
基本的には、水晶に硫黄が混入することにより、薄い黄色に発色したもののことを指しますが、
大変産出量が少なく、硫黄の内包のされ方により、靄がかかってみえるため、
透明感のあるレモンイエローにはならないことが分かっています。
現在流通しているレモン水晶の多くは、
スモーキークォーツに含まれるアルミニウムイオンに放射線処理を施すことにより、
レモン色が引き出されたものになります。
硫黄のものよりも透明感があり美しくクリアなレモンカラーが特徴です。

◆主な産地

ブラジル

◆鉱物学的データ

化学式　SiO2
結晶　三方晶系
劈開　なし
光沢　ガラス光沢
モース硬度　7.0
比重　2.65
分子量　60.0843
金属元素重量分率　Si 0.4674