英名 Fresh Water Pearl
和名 淡水真珠
流通名 淡水パール
石言葉 母の愛で身を護る。女性美を際立たせる
◆精神面・肉体面の働き
あなたを海のように深い静けさのなかに誘い、穏やかさをもたらし、
あなたを保護します。また、あなたがもつ女性らしさ、その美しさを引き出し
あなたの内面の美しさから輝かせてくれます。
◆歴史・知識
パールは(真珠)は、真珠を育むことが出来る「母貝」が、
自分の体内に入れられた異物(各)を分泌液で包みこむことで生成されます。
元々は貝が持つ自己防衛本能により生み出される宝石で、天然の真珠は砂粒の他、
小さな生物などが異物として混入し生み出されます。
アコヤ貝や白蝶貝などが有名ですが、淡水パールは河川や湖などの淡水に生息する
イケチョウ貝やカラス貝などを母貝として生まれる真珠です。
1893年以降に御木本幸吉らによって真珠の養殖に成功されてからは、ほとんどの真珠は養殖となっており、
今に至ります。
霰石という鉱物とコンキオリンと呼ばれるタンパク質の一種で構成されており、
内部ではレンガのようになった霰石の隙間をコンキオリンがパテのように埋めるような構造になっています。
美しい真珠では霰石の結晶の大きさや層が揃っており、美しい光沢を生み出しています。
層の厚さが0.2~0.4ミクロンだとピンク色、それより厚くなると銀白色をあらわします。
古来より愛されてきた鉱石の一つで、古くは、中国の神話や文献の中にも出てきています。
古代ギリシャの詩人であるホメロスの詩でも真珠がうたわれ、魏志倭人伝には、
魏王が卑弥呼に贈り物として真珠を与えたと伝えられています。
また、三代美女であるクレオパトラは葡萄酒に溶かして飲んでいたとされています。
名前の由来はラテン語で「ペルナ」と呼ばれるムラサキガイの一種にちなみ命名されました。
日本では、山で採取される美しい石のことを玉、海で採取されるものを珠と呼び分けており、
和名の「真珠」はこの名残といえます。
淡水パールは通常米粒のような形で採れることが多いのですが、円に近い形のものも存在します。
本真珠と比べ、安価に入手できるのが特徴です。
色は白の他、ピンク・イエロー・ブラック・ブルー・グレーなどがみられます。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✖ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
中国
◆鉱物学的データ
化学式 CaCo3+有機質+水分+CaAl4Si2O10(OH)2
結晶 -
劈開 -
光沢 -
モース硬度 3.5~4.5
比重 2.71~2.75
分子量 -
金属元素重量分率 -