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6月8日の誕生石 オレンジムーンストーン

英名 Orange Moonstone

 

和名 月長石

 

流通名 オレンジムーンストーン

石言葉 自分らしく輝き前進を促す

◆精神面・肉体面の働き
この優しさのなかに、前向きなエネルギーをもつ石は、
あなたらしく未来に前進するためのエネルギーの補充とネガティブな思考を払拭し、
軽快にあなたのペースで進むための感情や思考の上昇を行います。

◆歴史・知識

ムーンストーン(月長石)は、フェルドスパー(長石)グループのオーソクレース(正長石)の一種になります。
オーソクレースを主成分とし、そこにアルバイトの成分が繰り返し形成されることにより、独特のシラーが生まれます。
単斜晶系の微晶が薄板状に並列し、研磨すると光の回折・干渉作用で淡青乳状や真珠のような光を放つこと、
その青い光りが秋の月のように見えることから、
ギリシャ語で月を意味する「Selene」から名づけられましたとされています。
その光が月の満ち欠けにより大きくなったり小さくなったりするところから、
1600年代になってこの名が定着したようです。

歴史は古く、紀元前1世紀頃から知られ、石の表面から青白い光が発せられることから、
神秘的な石として崇められてきたようです。古代インドでは月が宿る「聖なる石」として崇拝され、
農夫たちは豊穣を祈ってこの石を農具などに下げたと言われています。
表面を研磨すると乳白色が見えますが、そのほかにも帯橙桃色、淡灰緑色、淡灰色など、いくつかの色が存在します。

新しい始まりの石で、月に関わりが深く、インスピレーションを授ける石の一つで、
身につけると予知能力をもたらすとされ、古来では暗い夜道を照らし、旅の安全をまもるとも伝えられていました。
また、口に含み願いをかけることで叶うとも伝えられています。

名前の由来にもなった月の満ち欠けのような光は、すべてのものは変化のサイクルの一部であることに気づかせてくれます。
状況や情緒的な要因に対する過剰な感情を鎮めて情緒を安定させ、ストレスを和らげます。
非常に女性的なエネルギーを持つ石で、持ち主の男性性と女性性のバランスを整えるとともに、
受容性を促し、自分の中にある女性性を受入れやすくするようにサポートします。

第三チャクラである太陽神経叢の上に置くことで、過去の情緒パターンを改善し、
理解した上で解消させるように助けます。

肉体面では、女性の生殖サイクルに強く関係し、月経に関する不調やそれにともなう緊張状態を軽減します。
消化器や生殖系の働きを助けて、毒素や体液貯留の排出を助け、
皮膚や毛髪、眼、肝臓や脾臓などの臓器の不調を和らげます。
女性の月経に関わる不調、受胎、妊娠、出産、授乳にも関わりが深いとされ、効果を持つと言われています。

オレンジムーンストーンはその色が示すように、白のムーンストーンよりも陽のエネルギーが強く、
持ち主に明るさをもたらし、ネガティブな気持ちを払拭するように助けるとされています。
淡いピンク色~オレンジ色までを指し、産地によっても色あいが異なります。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

スリランカ

◆鉱物学的データ

化学式 K(AlSi3O8)
結晶 六方晶系(菱面体晶系)
劈開 完全
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.0~6.5
比重 2.55~2.63
分子量 -
金属元素重量分率 -

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