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6月13日の誕生石 パイロクシナイト

英名 Pyroxene

 

和名 輝岩

 

流通名 パイロクシナイト

石言葉 疲労回復・疲れた心の調和

◆精神面・肉体面の働き
あなたの疲れた精神と肉体の疲労感を和らげ、回復するためのエネルギーを補充してくれます。
凝り固まった感覚を解きほぐし、緊張感を和らげてくれます。

◆歴史・知識

パイロクシナイトは火成岩の一種で、和名は「輝岩」になります。
パイロクシン(輝岩)の含有割合が60%以上の岩石を指し、アンフィボール(角閃石)、カルサイト(方解石)
を含む岩石で、クロムを含むことにより、美しいグリーンに発色します。中にはスピネル、石榴(ざくろ)石、
黒雲母、長石、霞石などを含むものもあるといわれています。
輝岩の主成分である輝石は、高温のマグマがある温度まで冷却された時にまずかんらん石ができ、
これがマグマの底に沈むことで「かんらん岩」という岩石になるのですが、この時、
マグマの温度がもう少し低いと、かんらん石ではなく輝石が形成されます。
マグマよりも重いこの輝石が、マグマ体の底に沈んで輝岩が形成されるのです。
このマグマの中での鉱物形成は温度によって出来る物が変化し、
輝石ができるよりも温度が低くなると角閃石に変わります。
また、マグマ中にアルミニウムが含有されていると、斜長石ができるため、
アルミニウムの少ないマグマ中で、特定の温度に達した時につくられる岩石がパイロクシナイトということになります。

地球では、内部にいくほどアルミニウムの含有量が少なくなるため、
かんらん岩や輝岩は地球の深部(マントル)の岩石ではないかと考えられています。

日本での歴史は古く、矢尻や勾玉などに用いられていました。

現在では建築資材などの石材として扱われています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

世界各地

◆鉱物学的データ

化学式 XY(Si,Al)2O6 (主成分となる輝石の化学式。含有成分により異なります)
結晶 単斜晶系が90%以上だが、斜方晶系の輝岩も存在する
劈開 -
光沢 -
モース硬度 成分によって異なります
比重 -
分子量 -
金属元素重量分率 -

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