英名 Trigonic Crystal
和名 蝕像水晶
流通名 トライゴーニック
石言葉 宇宙の叡智と情報の共有
◆精神面・肉体面の働き
宇宙につながる情報の共有と叡智を刻み込んでいます。 また、宇宙とのつながりをあなたに気づかせ、
その地球と宇宙とのもつ情報をあなたの魂に語りかけてきます。
◆歴史・知識
クォーツ(水晶)は太古より様々な地域の人々に、装飾品や通貨として用いられてきた鉱物です。
その歴史は古く、祈祷や儀式・病気治療などにも用いられてきたと伝えられています。
別名である「クリスタル」の語源は、ギリシャ語で“透きとおる氷”という意味を持つ
“クリスタロス”に由来すると言われています。
日本では「水晶」と呼ばれ、古来よりお守りやアクセサリー、
彫刻などの加工品として非常に広く親しまれている天然石のひとつです。
古くは「水精」とも呼ばれて、精霊が宿る石とされ、霊石として神聖な儀式などに用いられてきました。
鉱物学では大変大きなグループである「石英」グループの中に属しますが、
その中でも無色~白色のものが一般的にクォーツと呼ばれています。
そのクォーツの中でも、透明度のないものを「石英(クォーツ)」、
透明度のあるものを「水晶(ロッククリスタル)」と呼び、ほとんどクラック(割れ)などのない
クリアな水晶はその神秘的な美しさから古来より世界で愛されてきました。
不純物・含まれる元素等による影響で多くの色の変種や、インクルージョンの種類を持つ鉱物です。
トライゴーニックは、その水晶の先端を形作るファセットや側面に、
レコードキーパーである「△」と反対向きの逆三角形「▽」の刻印が刻まれた非常に珍しい水晶を指しています。
この独特の逆三角形の刻印は、水晶の表面が触像(自然の溶液で溶かされること)により、
少しだけ溶かされた際に現れるもので、融触水晶(蝕像・エッチピット)とも呼ばれています。
肉体と精神を結びつけるとされ、変化よりも安定するように導くとされています。
持ち主が時間や時空意識を越えて多次元的に物事をとらえられるようにサポートします。
イニシエーション(通過儀礼)の石」とも呼ばれ、希少性と、逆三角が浮かび上がる神秘的な様子から、
非常に人気のあるスピリチュアル・ストーンのひとつです。
レコードキーパーに比べてその数が少ないため、より貴重なものとして扱われています。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
ブラジル、ヒマラヤなど
◆鉱物学的データ
化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 -
モース硬度 7.0
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674