英名 Moon Quartz
和名 ムーンクォーツ
流通名 ヒマラヤムーンクォーツ(K2ムーンクォーツ)
石言葉 穏やかなる心の浄化
◆精神面・肉体面の働き
あなたの心をなだめ、穏やかに保ちます。ゆっくりと心の迷いをとりさり浄化を促します。
精神面の安定とバランスをはかり、落ち着いて取り組めるように
あなたに穏やかさとゆとりを与えてくれます。
◆歴史・知識
ムーンクォーツは鉱物学では大変大きなグループである「石英」グループの中に属し、
その中でも乳白色で「ミルキークォーツ」と呼ばれて流通しているものひとつになります。
世界第2位の高さを誇る、K2(ケーツー)産出で産出されるミルキークォーツを、
その姿が月のように青白くみえることから特別にムーンクォーツと呼ぶようになりました。
K2とは、パキスタン、インド、中国の国境付近にそびえたつヒマラヤ地方のカラコルム山脈に位置し、
その特別な地から産出された柔らかな白色の色合いは、クォーツというよりも
ムーンストーン(長石)のような風合いです。
水晶が形成される過程で気泡が混入したために、このような不透明な状態になっています。
水晶は太古より様々な地域の人々に、装飾品や通貨として用いられてきた鉱物で、その歴史は古く、
祈祷や儀式・病気治療などにも用いられてきたと伝えられています。
別名である「クリスタル」の語源は、ギリシャ語で“透きとおる氷”という意味を持つ“クリスタロス”に
由来すると言われています。
日本では「水晶」と呼ばれ、古来よりお守りやアクセサリー、
彫刻などの加工品として非常に広く親しまれている天然石のひとつです。
古くは「水精」とも呼ばれて、精霊が宿る石とされ、霊石として神聖な儀式などに用いられてきました。
スイスのアルプスは良質の水晶を産する事で知られ、その場所は万年氷に囲まれた場所だったので、
当時の人々は水晶を氷の化石と考えていたそうです。
穏やかな乳白色は持つ人の心を鎮めて優しく癒し、心を成長させるようにと導きます。
自分が本来持っていた芽に気がつき、それを優しく、自分自身で育み続けられるように励まし、安心感を与えます。
喉のチャクラ、サードアイチャクラ、クラウンチャクラに対応すると言われ、
神聖な意識と知性へのアクセスを助けます。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
ヒマラヤK2山脈
◆鉱物学的データ
化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7.0
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674