英名 Basalt
和名 玄武岩
流通名 玄武岩
石言葉 生命力を高め、魔を寄せ付けない
◆精神面・肉体面の働き
生命力を高め、同じ魔よけといっても、単純に魔を断ち切るなどがありますが、 玄武岩の力は、
あなたの生命力を高めることで、魔を寄せ付けないというパワーをもたらします。
◆歴史・知識
玄武岩は地球上で多くを占める火成岩のグループの中で「苦鉄質火成岩」に属します。
マグマが急激に冷え固まって出来た岩石であり、結晶がほとんど出来ることなく固まったものになります。
急激に固まるため、多くはガラス質や、微小な結晶から形成されています。大きな結晶は班晶、
それ以外のものは石基と呼ばれ、海底をつくる岩石であることから、地球表層で一番多い岩石とも言われています。
化学組成の中で、主としてSiO2の量で分類され、SIO2が45-52のものが玄武岩に分類されます。
斑晶および石基として、有色鉱物である輝石・かんらん石や無色鉱物である斜長石等を含みます。
また、玄武岩の一種であるアルカリ玄武岩にはケルスート閃石や金雲母を含むこともあります。
非常に緻密・堅固な組成をしているため、肉眼で構造鉱物や組織を鑑定することは難しいとされており、
18世紀後半から19世紀にかけて、著明な学者達の間で議論となっていたそうです。
名称は紀元前よりエジプトで用いられていたとされており、主として建築材、
あるいは装飾品に用いられていた黒色?暗灰色の岩石を指す古語であったとされています。
その後、この石を見つけたエジプト人が、ギリシャ語の basanos(試金石の意味)と呼んだことが
英名 basalt の語源に関係あるされています。
また、この岩石が豊富に産出されたヨルダン東部の地名 Bashanに由来し「Bashan の石」の意ともいわれています。
和名の由来は、兵庫県城崎温泉の近くにある、玄武洞にちなんで小藤文次郎が命名しました。
玄武洞は約165万年前に噴火した溶岩流で、六角形の柱状節理が見事な玄武岩の岩山にある洞窟です。
玄武とは、中国神話で方位を司る神(四神)のうち、北方に相当する蛇と亀が合体した神体で、黒色の意味もあります。
地球地表状で最も多く見られる岩石ですが、ハワイなどの火山や、海嶺、日本でも伊豆大島や富士山などでみられます。
現在では、リラクゼーションを促すために玄武岩を使用した「ホッとストーン」という手法が用いられることがあるそうです。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
日本・中国
◆鉱物学的データ
化学式 組成により異なるが、火成岩の中でSiO2を45?50%ほど含むものを指す。
光沢 ガラス光沢または脂光沢
結晶
劈開 なし
モース硬度 6.5
比重
分子量
金属元素重量分率