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2月12日 アメジストエレスチャル

英名 Amethyst Elestial

 

和名 骸骨水晶

 

流通名 アメジストエレスチャル

石言葉 魂の向上

◆精神面・肉体面の働き
アメジストエレスチャルは、あなたの魂レベルの向上を目指します。
あなたの魂の成長に必要な気づきをもたらし、意識をたかめ、霊的成長を魂レベルで促します。

◆歴史・知識
アメジストエレスチャルは、アメジストの中でも、水晶の最終形(エレスチャル)と言われている
骸骨水晶状になっているものを指します。
途方も無い年月をかけてゆっくりと成長し、そのゴツゴツとした塊状の独特な結晶状態から「骸骨水晶」
(スケルタルクォーツ)「鰐水晶」(ジャカレークォーツ)とも呼ばれています。
小さないくつもの結晶が成長の段階でくっつき合い、独特な模様が生まれるのが、特徴です。
また、カコクセナイトやゲーサイトやレビドクロサイトなどを含むこともあります。

アメジストエレスチャルの大元となる鉱物であるアメジストは、日本名では紫水晶と呼ばれ、
その名の通り紫色を帯びた水晶のことを指します。

六方晶系に属する六角錐の集系でよくみられて、大きな結晶や、均一な紫色を示すものは稀だとされています。
水晶の変色種の中では最高位に評価されており、加熱すると変色したり脱色したりし、
250度で無色となるとされています。また、黄変したものはトパーズと誤称されることでよく知られています。
色帯構造や色ムラが多いのが特徴で、深く一様に見える石ほど上質になります。
日光でも褪色がみられることで知られています。

書きには日本でも産出があったとされていますが、現在はブラジルやウルグアイ、
南アフリカ共和国などが主要産地とされています。
ギリシア神話では、『神殿に向かっていた乙女アメジストを酒神バッカスがピューマに襲わせ、
その乙女を守るために女神ダイアナがアメジストの身体を透明の石に変化させたと言われています。
その石の美しさと、犯した罪を悔いたバッカスが石にワインをかけると、『紫に輝く石に変化した』という話があります。
こうした神話から、古来より、持つだけで酒に酔わない石と言われています。
このため、禁酒のお守りとしてもたれることもあります。

また、名称はギリシャ語で「酒」を意味するmethyと否定辞のaを組み合わせたもの、
つまり「酒に酔わない」という神話に基づき命名されたとされています。

古来より非常に霊的な石のひとつとされ、古代エジプトでは装飾品や護符として、ユダヤの祭司の胸当てとして、
また、キリスト教では「司教の石」として指輪にしてはめていたと伝えられています。

非常に強い力と保護作用を持つとされ、持ち主をサイキックアタックから守ってエネルギーを愛に変換すると言われています。
強い癒しと浄化の力で安らぎと安心感をもたらし、環境的なネガティブなエネルギーから保護します。
禁酒の他に、依存症の克服にも良いとされ、心を鎮静させて思考の転換を助けます。
瞑想の際には静寂とより深い理解へと持ち主の意識を導き、精神を落ち着かせて霊的な洞察力をもたらします。

非常にリラックス効果があるため不眠にも良いとされ、睡眠時のお守りとしても効果的です。
怒り、恐れ、不安、そして様々なレベルの悲しみを和らげ、喪失の受容を助けるともいわれています

精神性が高い石なので、持ち主の本質への洞察を高めて無私のこころと霊的な叡智を与えます。

肉体面では、血液の浄化の他、内分泌系と代謝系を調整し、排泄期間や免疫系を強化すると言われています。
情緒的、心理的な痛みやストレスを和らげ、頭痛を軽減して緊張を解きほぐします。

肺や気管の病、皮膚の症状や細胞障害、消化管の病気を癒し、腸内細菌を調整するとも言われています。

不眠にはとても良いとされ、安眠をもたらします。

アメジストエレスチャルは高次のエナジーと非常に親和性が高いとされ、
クラウンチャクラを開いて変性のエネルギー場であるバイオレットフレイムとの同調を促します。
癒しの効果が高く、松果体を刺激して持ち主がガイドや地球の精霊たち、星のスピリットと繋がるのを助け、
ネガティブなエネルギーから守ります。

多次元的に細胞を癒して脳の働きを統合へと導き、アルコールや麻薬などの依存性の高い影響を中和し、
中毒のパターンと魂の課題の解消へと導きます。
パワフルな変容のエネルギーを持つ石のひとつで、持ち主の変容を力強くサポートします。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ブラジル、ナミビア、インド、ジンバブエなど

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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