英名 Marialite
和名 曹柱石
流通名 マリアライト
石言葉 聖なる母・精神性の向上
◆精神面・肉体面の働き
あなたの中の精神性を高め、あなたが穏やかでいられるようにストレスの軽減をはかり
マイナス思考を払拭します。人間であることの中で、自分の存在をみとめ、自分を含め、
自分以外の誰かを愛するという博愛性を高めます。
◆歴史・知識
スキャポライトの一種であるマリアライトは、班れい岩中の燐灰石脈や花崗岩に貫かれた水紋岩中などに産出します。
スキャポライトはグループ名になりますが、
スキャポライトの中でもカルシウムの含有量が多い「マイオナイト(灰柱石)」と、
ナトリウムの含有量が多い「マリアライト(曹柱石)」の二つの鉱物が混じり合って形成されており、
連続しているため純粋なものは発見されていなく、それぞれ20%以上、互いの成分を含有しています。
正方晶系に属する柱状結晶体で発見されることが多いですが、塊状や粒状、劈開状でもみられます。
透明または半透明でガラス光沢をもち、断口は不平坦状−貝殻状を示し、条痕は白色です。
色は主に無色や透明で、灰色や黄色、帯青色などもみられます。
マリアライトはパープルスキャポライトで、産出量は少なく希少なものになります。
紫色の他、無色や黄色のものも存在します。
鉱石名に「マリア」と付くことから、聖母マリアの石といわれていることがありますが、
鉱物学者のゲルハルト・フォム・ラース(Gerhard vom Rath)の妻である、
マリアローザ・フォム・ラース(Maria Rosa vom Rath)に由来し、命名されました。
極めて高次の波動を持つ石のひとつで、依頼心を取り除き、精神的に自立するように働きかけると言われています。
持ち主が状況や環境に左右されないように保護司、魂を一体化した状態へと導くことえ、
阻害・身代わり・妨害といった過去のパターンを解消へと導きます。
まるでぬかるみから救い出すようにサポートを行い、
持ち主が無意識のうちに選択したことが正しかったと感じられる結果へと導く力があるとされています。
進化を助け、個人の意識向上にも力を発揮すると言われています。
肉体面では、手術後の回復期を支え、カルシウムの吸収を助けます。
古くは骨やは後用にも用いられていたと言われ、静脈瘤を緩和し、白内障や緑内障にも効果があると言われています。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✖ |
◆主な産地
アフガニスタン
◆鉱物学的データ
化学式 3NaAl2Si2O8・NaCl
結晶 正方晶系
劈開 二方向に明瞭
光沢 ガラス光沢
モース硬度 5.5
比重 2.50
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674