英名 Dioptase
和名 翠銅鉱
流通名 ダイオプテーゼ
石言葉 ハートのチャクラを浄化・感受性を高める
◆精神面・肉体面の働き
あなたのハートのチャクラを浄化し、ハートの疲れを癒やします。
感受性を高め、ハートのバランスと調和を促します。
あなたに愛の奉仕について、学びをあたえ、導きを促します。
◆歴史・知識
ダイオプテーゼは準宝石に含まれる鉱物で、乾燥地帯の銅の酸化帯に、カルサイト(方解石)や
ドロマイト(苦灰石)、リモナイト(褐鉄鉱)、クォーツ(石英)などと共産する鉱物です。
六方晶系に属する小さな短柱状や、菱面体式の結晶体がみられます。
ガラス光沢をもち、
劈開は完全で断口は貝殻状を示し、条痕は緑色を示します。
色は緑色や帯青緑色で、半透明、または透明の石となります。
1785年にカザフスタンで発見されたのが最初になりますが、
当時はその深く鮮やかな緑色の色合いからエメラルドと間違われていたそうです。
実際には、
結晶も成分もエメラルドとは違う鉱物で、フランスの鉱物学者であるR.J.Hauyが石を透かしてみたところ、
内部の劈開が明瞭に見えたことから別の鉱物であることが明確になり、1797年に「ダイオプテーゼ」と命名されました。
名前の由来は、この鉱物によくみられる小結晶や劈開小片状から、ギリシャ語で
「とおしてよく見える」を意味するdiaposomaiに由来します。
産出量は少なく、割れやすいため、大きな加工品が流通することは稀で、原石のまま鑑賞されることが好まれる鉱石です。
毒素を排出することに優れている鉱石だと言われており、
心臓のチャクラを強力に癒して高次の心臓のチャクラを開く働きがあります。
霊的な同調を促進して持ち主を最高時の意識レベルへと到達させ、今現在に生きることを促して過去の記憶を活性化します。
持ち主が人生に対してポジティブに向かえるようにサポートし、自分自身へと還っていけるように助けます。
また、ネガティブなものをポジティブに変換し、欠乏感の克服を助け、他者をコントロール必要性を手放せるように助けます。
情緒的な癒しにも効果があり、特にインナーチャイルドの癒しに効果的だとされています。
深い緑色の癒しのエネルギーは心臓の内側まで到達し、
悪化したままになっていた傷や忘れられていた傷を優しく吸収していやします。
悲しみ、裏切り、嘆きを癒し、心痛や見捨てられた苦しみを解消させます。
人は自分の鏡であることを教え、あらゆる繋がりや関係性を修復して愛の新たな波動をもたらすと言われています。
サードアイの上に置くことで霊視能力などを活性化させるとも言われています。
持ち主が潜在能力を発揮して生きられるように助け、内なる豊かさの認識をもたらします。
肉体面では細胞障害の正常化、メニエル病の軽減、高血圧の鎮静、
痛みや片頭痛を和らげることなどに効果を発揮すると伝えられています。
心臓発作を予防し、心臓に関わる症状をいやして、疲労を軽減させ、ショックの克服を助けます。
解毒作用があるとも伝えられており、吐き気を抑え、肝臓を再生します。
依存症やストレスの克服に有効だとされています。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◆主な産地
ナミビア
◆鉱物学的データ
化学式 Cu6(Si6O18)・6H2O
結晶 六方晶系(三斜晶系)
劈開 あり
光沢 ガラス光沢
モース硬度 5
比重 3.28-3.25
分子量 -
金属元素重量分率 -