英名 Angelite
和名 硬石膏
流通名 エンジェライト
石言葉 深い愛に包まれる
◆精神面・肉体面の働き
cこの優しい青い石は、あなたの心に穏やかさをもたらし、あなたの落ち着きを取り戻させてくれます。
疲れた心に優しく浸透し、人に向き合う際に、穏やかで愛ある行動をとれるように、導いてくれます。
◆歴史・知識
エンジェライトはストロンチウムを含むアンハイドライト(硬石膏)で、斜方晶系に属し、
多くは塊状や粒状で発見されます。
稀に卓上結晶や板状結晶体で産出しますが、塊状や粒状の場合、ヘマタイトを斑点状に含む場合もあります。
色は帯青灰色や青色、帯青空色、空青色のものがあり、その独特の優しい青色はγ線の照射によるものになります。
天然の色の場合も、自然放射能によるものです。
発見はペルーのナスカ地方と南アフリカで発見されたのが最初で、1989年頃から市場で取引されるようになりました。
名称のエンジェライトの由来は、この鉱物の示す色が天使を想像させるところから、
ギリシャ語で天使を表すAngelosにちなみ命名されました。
古くから豊作、好天候をもたらす石として信じられ、信仰の対象とされていました。
また、近年ではニューエイジへの「気づきの石」の一つとされ、平和・兄弟愛を象徴する石としても愛されています。
名前の通り、天使の領域とコミュニケーションをつなぐ石ともいわれ、
テレパシー的なコミュニケーションの可能性にハートを開かせ、同調性と知覚を深めます。
そのためヒーラーにも適した石の一つです。
高次領域のコミュニケーションをサポートすることから、持ち主が真実を語ることを助け、
思いやりや受容性を高めて、変えることのできないことに対処することを助けます。
非常にいたわりの心の強い石で、持ち主の心の痛みを和らげて、残酷さを打ち消し、
持ち主が穏やかな気持ちでいられるようにサポートします。
深い平穏と静けさの感覚をもたらしながら、普遍的な知識への繋がりを助け、霊的なインスピレーションを与えます。
変わったところでは、占星術への理解を促すとも言われています。
数学への理解を深め、テレパシーによる心と心のコンタクトをできるようにサポートします。
肉体面では足に用いると経路とエネルギーの通り道の閉塞を解消すると言われています。
喉のチャクラと共鳴し、甲状腺や副甲状腺の炎症を鎮めてバランスをとるとされています。
血液を浄化して組織や血管を修復し、体液のバランスをとり、伝染病の治癒にもつとめるといわれ、
時には利尿薬の作用もするとされています。
エンジェライト自体は決して希少な石ではありませんが、天然石ビーズとして市場に出回っているもののなかには、
ストロンチウムを含まない「アンハイドライト」であるものもあります。
クラスター | セージ | 水晶さざれ | クリスタルチューナー | 太陽光 | 月光 | 水 |
◎ | 〇 | ◎ | ◎ | ✖ | ◎ | ✖ |
◆主な産地
ペルー・メキシコ・オーストラリア・スイス・イタリア・カナダ・アメリカ・イギリス・ドイツ・ロシア
◆鉱物学的データ
化学式 SrCaSO4
結晶 斜方晶系
劈開 一方向に完全
光沢 真珠光沢
モース硬度 3-3.5
比重 2.9-2.99
分子量 -
金属元素重量分率 -