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10月9日 ブルーレースアゲート

英名 Blue Lace Agate

 

和名 青縞瑪瑙

 

流通名 ブルーレースアゲート

石言葉 交友関係を豊かにする

◆精神面・肉体面の働き
あなたの心を穏やかにたもち、人との向き合い方を優しく促します。
のどのチャクラを刺激し、コミュケーション能力を促します。
ストレスを緩和し、ネガティブな思考や意識を払拭します。

◆歴史・知識
アゲート(瑪瑙)は代表的なペグマタイト性鉱物であるクォ−ツ(石英)の潜晶性変種の一つで、
水中に溶け込んだ珪酸分(Sio2)が低温下で沈殿したものが微小な結晶の集合となり、
各結晶間にはさらに小さな透き間を持って縞模様や紅色となって形成されたものを指します。
カルセドニー(玉髄)の一種で、多孔質で染まりやすい性質を持つため、
古くから赤や緑や紫など様々な色に染色されてきました。

イタリアのシチリア島に古典期の産出地があり、「アゲート」という名称はその島の古い川の名前に由来しています。
また、和名の「瑪瑙」は、その塊が腎臓状で馬の脳のようだったことから命名されました。

染色により美しい色が楽しむことができ、各地で産出する身近な鉱物であったため、
古くから装飾品や護符・治療薬として用いられてきた鉱物の一つで、
古代エジプトやギリシャ、ローマ、アフリカや中東など、非常に広い範囲の地域の人々の間で愛されてきました。
ペルシャでは、この石を焼いた煙が台風や竜巻の進路をそらし、川の流れを止めるという言い伝えがあります。
また、ヨーロッパでは、アゲートをロープに結んで海に投げ込み、真珠を探すのに使用されたと伝えられているそうです。
天然の色合いや縞模様、形を楽しむ他、潜晶質の性質を活かして鮮やかな色合いに染め上げ、
加工を楽しまれている鉱物でもあります。

大地に由来し、非常に安定したパワーストーンとしても知られ、肉体や情緒、精神面のバランスをもたらし、
グラウンディングを促し、身体のエネルギーの安定化をサポートします。
バランスをとることに非常に優れた石であり、陰陽のエネルギーを調和へと導きます。
持ち主に安定感、安心感を与え、バランスが取れていない分野での精神面の成長を促し、
肉体面ではその成長に体応できるだけの活力を与えます。
アゲートはその性質により、色による作用も重視されています。

ブルーレースアゲートは、その中でも淡青色で美しいレース模様の縞目のみられるものをいいます。
見た目はブルーカルセドニーにも似ていますが、優しい青色の中に浮かぶ白いレース模様が美しい鉱石です。

とても穏やかなエネルギーを持つ石で、高ぶった心を鎮静し、冷却して心に平穏をもたらします。
また、喉のチャクラの活性化と癒しにも有効で、持ち主が思考や感覚を自由に表現出来るように助けます。
怒り、感染症、炎症、発熱を解消して、判断されることや拒絶されることへの恐れからくる
感情の抑制や抑圧の影響を弱めます。
判断は親子関係において、小児時代と成人期の両方でみられます。
感情が不自然に抑制された結果、自己表現に困難を覚えることによって喉のチャクラが閉じてしまい、
胸にも影響を及ぼして、窒息するような感覚を持つ場合があります。
ブルーレースアゲートはそれらの抑圧の古いパターンを徐々に壊していき、
新しい表現方法を促進していきます。
また、男性が自分の繊細さや感情的な性格を表に出して受入れるのを助けます。
穏やかなエネルギーは怒りの感情を中和し、持ち主の精神的なストレスを軽減します。
思考を霊的な波動に結びつけるとともに、喉のチャクラを浄化して、
高次の霊的真実を表現していけるように助けます。

肉体面でも、喉の癒しに有用とされています。
喉のチャクラが閉塞したことによる肩や首の問題、甲状腺機能、喉とリンパの感染症などの解消を助けます。
怒りを中和することから、あらゆる炎症を鎮静し、熱を下げて神経系の閉塞を取り除きます。
関節炎や骨格にも良いとされ、毛細血管と脾臓の働きも助けると言われています。

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◆主な産地

ブラジル

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 潜晶質
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.5-7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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