石言葉　魂の成長を促す

◆精神面・肉体面の働き
あなたの魂に働きかけ、意識レベルの向上と浄化を促します。
ネガティブなものの払拭を行い、直観力を高めます。あなたの魂レベルでの成長に必要な気づきを与え、
学びを得られるようにその成長を促します。

◆歴史・知識
太古より様々な地域の人々に、装飾品や通貨として用いられてきたクォ−ツ（水晶）。
その歴史は古く、祈祷や儀式・病気治療などにも用いられてきたと伝えられています。
別名である「クリスタル」の語源は、
ギリシャ語で“透きとおる氷”という意味を持つ“クリスタロス”に由来すると言われています。
日本では「水晶」と呼ばれ、古来よりお守りやアクセサリー、
彫刻などの加工品として非常に広く親しまれている天然石のひとつです。
古くは「水精」とも呼ばれて、精霊が宿る石とされ、霊石として神聖な儀式などに用いられてきました。
鉱物学では大変大きなグループである「石英」グループの中に属しますが、
その中でも無色〜白色のものが一般的にクォ−ツと呼ばれています。
クォ−ツの中でも、透明度のないものを「石英（クォーツ）」、
透明度のあるものを「水晶（ロッククリスタル）」と呼び、
ほとんどクラック（割れ）などのないクリアな水晶は神秘的な美しさを持ちます。
不純物・含まれる元素等による影響で多くの色の変種や、インクルージョンの種類を持ちます。

古来より様々な国で儀式やお護りとして崇められてきた水晶。
加工が容易なため、彫刻やアクセサリーとしても広く愛されてきました。
現在でも幅広い分野で利用されており、交流電圧をかけると一定の周期で規則的に振動することを
利用したクォ−ツ時計なども有名です。

結晶内に独特の螺旋状構造をもつため、地球上で最も強力なヒーリング作用とエネルギー増幅作用を持つとされ、
浄化と調和に優れた鉱物だと言われています。
鍼治療の際に、水晶でコーティングされた鍼を使うと効果が１０％増加するとも伝えられており、
また、物体のエネルギーを増幅させる力が強いことから、
手に持つことで生体地場が２倍に増幅されるとも言われています。

非常に浄化に優れた鉱物の一つで、エネルギーを可能な限り完璧な状態へと整え、
病気が生じる前の状態へと戻します。
内臓や精妙体を浄化して機能を高め、水晶によっては魂レベルでの深い浄化にも効果を発揮します。

持ち主のエネルギーを可能な限り最高次のレベルまで高めるとされ、
その作用は存在の全てのレベルに対して働くとされています。
情報を保存することにも優れていると言われ、形や特徴によって様々な情報を持っているとされています。
プログラミングにも適した鉱物で、最も効率的に情報を受入れるクリスタルです。

肉体面では、あらゆる病に対処すると言われ、特に免疫系を刺激して体のバランスを整えます。
全てのチャクラを調和させ、精妙体を調整すると言われています。

「エレスチャル」は、水晶の最終形（エレスチャル）と言われており、
とても長い年月をかけてゆっくりと成長したものと考えられています。そのため、内包物も多くなり、
独特な結晶状態から「骸骨水晶」（スケルタルクォーツ）「鰐水晶」（ジャカレークォーツ）とも呼ばれています。
小さないくつもの結晶が成長の段階でくっつき合い、独特な模様が生まれるのが特徴で、
カコクセナイトやゲーサイトやレビドクロサイトなどが含まれていたりします。
複数の結晶が結合して形成されるため、ゴツゴツとした不均衡な形になることが多く、
美しいエレスチャルのビーズをつくりだすことは難しいと考えられていました。

エレスチャル水晶は、水晶のエレスチャルで、グラファイトなどを内包することがあります。
元々がごつごつとした形のため、ビーズに加工した時などは、表面にくぼみなどが出る場合があります。

多くの天然のターミネーションをもち、
エネルギーを徐々に放出することによって持ち主の閉塞や恐れを取り除きます。
陰陽など、極性のバランスをとり、支持と安心を与えて感情的な負担を克服し、
永遠の自己と繋がれるようにサポートしながら必要とされている変化への道を促します。
内面の深い部分を見つめることを助ける石でもあり、持ち主の大きな変容を静かに、
時には情熱的に見守りながらサポートします。

◆主な産地

ブラジル・インド・チベットなど

◆鉱物学的データ

化学式　SiO2
結晶　三方晶系
劈開　なし
光沢　ガラス光沢
モース硬度　7
比重　2.65
分子量　60.0843
金属元素重量分率　Si 0.4674