石言葉　潜在能力を刺激し、直観力を高めます

◆精神面・肉体面の働き
あなたの潜在能力を刺激し、霊的能力を高めます。第三の目を開き、直観力を高め、さらに、宝冠のチャクラを開きます。
現状からの、未来への進化を促し、魂レベルでの成長と進化を、もたらします。

◆歴史・知識
アメジストゲーサイトは、名前の通りアメジストにゲーサイトが混じった鉱物になります。

アメジストは紫色を帯びた水晶の一種で、三方晶系に属する六角錐の集形でよく見られます。
大きな結晶で発見される物は稀で、色にもむらがあるものが多く、
均一で色合いが美しいものはアクセサリーなどに加工されて親しまれてきました。
発色原因は微量の鉄イオンが含まれるためで、加熱すると淡い色に代わり、さらに高熱を与えると緑色、
さらに加熱を続けると250℃で無色になるという性質を持ちます。
日光で色が抜ける日光退色が見られるため、保管する際は直射日光を避けるなどの注意が必要です。

古くは日本でも産出していましたが、現在はほとんどみられなくなりました。
名称はギリシャ語で「酒」を意味する「methy」と否定語である「a」を組み合わせたことからで、
この二つのギリシャ語をあわせると「酒に酔わない」という意味になります。
この名前の誕生には、アメジストが持つその石の誕生にまつわるギリシャ神話が深く関わっています。
『神殿に向かっていた乙女アメジストを酒神バッカスがピューマに襲わせ、
その乙女を守るために女神ダイアナがアメジストの身体を透明の石に変化させたと言われています。
その石の美しさと、犯した罪を悔いたバッカスが石にワインをかけると、『紫に輝く石に変化した』と、
神話の中で語られたことから古来より、持つだけで酒に酔わない石と言われています。

古来より紫色は神聖な色とされてきましたが、宗教的、霊的権威の高い色として崇められて来ました。
古代エジプトでは装飾品として、ユダヤの祭司の胸当てとしても贈られ、
キリスト教の世界では司教の石として全員がこの指輪をしたと言われています。

持ち主の精神性を高めて不調を緩和し、隠された能力や魅力を引き出して高度なものへと導くとされています。
恋愛成就の石でもあり、「真実の愛を見抜く石」として恋のお守りに
血液を浄化して解毒し、解熱作用を高めて皮膚の治療に効果があるとされています。
精神を安定に導きリラックスさせるため、不眠を解消するのにも良いとされています。

ゲーサイトは、針鉄鉱（しんてっこう、goethite、ゲータイト、ゲーサイト）は鉱物（水酸化鉱物）の
一種になります。鱗鉄鉱とともに、いわゆる「褐鉄鉱」の主成分をなしています。
化学組成はFeO(OH)になり、黄鉄鉱（FeS2）、菱鉄鉱（FeCO3）、磁鉄鉱（FeFe3+2O4）
などが酸化することによって生じる二次鉱物です。また、水中の沈殿物としても生じ、斜方晶系で産出されます。
石英属の鉱物の内部にインクルージョンとして混入する物質で、アメジスト（紫水晶）の
中にゲーサイトが混入したものも存在します。
黒色・赤・褐色・黄色の色をもち、水晶の中に針状・毛髪状・繊維状の内包物となってほぼ、産出されます。
赤色のレピドクロサイト（鱗鉄鉱）と赤色ゲーサイト（針鉄鉱）が水晶の中に混じったものは、
ストロベリークォーツと呼ばれています。英名は、ドイツの文豪ゲーテ（Goethe）に由来します。

古くは「まじないの能力をもたせる石」として崇められていたとされて、
持ち主に高い集中力をもたらして未来を予知する力を授けると言われています。
インスピレーションを与えることで、様々な発想のもとに新しい角度からの発見をもたらし、
柔軟性と環境への適応力も育むと言われています。

肉体面ではめまいや耳鳴り、難聴、吐き気、おう吐などの症状を改善に導くとされています。

◆主な産地

ブラジル・インド

◆鉱物学的データ

化学式　α-Fe3＋O(OH)
結晶　斜方晶系（ゲーサイト）、三方晶系（水晶）
劈開　なし
光沢　金剛光沢
モース硬度　5-5.5
比重　4.3
分子量　
金属元素重量分率