石言葉　ネガティブの払拭と意識の向上

◆精神面・肉体面の働き
あなたの中のマイナス思考や感情を取り払い、意識の向上を促します。
陽のエネルギーで、あなたの肉体と精神を活性化して、意識を高め、プラスのエネルギーで前進を促します。

◆歴史・知識
あなたの中のマイナス思考や感情を取り払い、意識の向上を促します。
陽のエネルギーで、あなたの肉体と精神を活性化して、意識を高め、プラスのエネルギーで前進を促します。
パイライトは高温脈鉱床中や火成岩およびペグマタイト中、接触変成鉱石鉱床および変成堆積岩中、
石灰層などで産出します。
硫化鉱物中でもっとも一般的に産出する鉱石で、堆積岩などのなかにも含まれるなど、
多くの岩石の中に産出し、六面体や五角十二面体、八面体などに結晶しやすく、
粒状、塊状、腎臓状、球状などがみられます。
色は真鍮黄色で、強い金属光沢が見られ、空気中で酸化が進むと表面が黒く変色しますが、
磨くと元の美しい金色が現れます。
不明瞭で強い金属光沢を持ち、劈開は不明瞭で黒色の条痕、断口は貝殻状〜不平坦状を示します。

名前の由来は、ギリシャ語で火を意味する「Pyr」から、ラテン語で
火打ち石を意味する「Pyrites」などを経て命名されました。
元々は、発火具として使われた鉱物を指して広くさしていた名前だったのですが、
1868年、現在の鉱物のことを「パイライト」と呼ぶようになりました。
古代ギリシャやローマ、インカ帝国の都市の遺跡からも発見され、
アルベルトゥスの「鉱物書」では、もし誰かがこの石をきつく握りしめるならば、
それはすぐに彼の手に火傷を負わせる」と記述されているそうです。
他の鉱物のインクルージョン（内包物）として見られることも多く、エメラルドやダイヤモンド、
サファイやなどにみられることもあります。
また、ラピスラズリの瑠璃色の中に見られる金色の色彩もこちらのパイライトになります。

強い保護力を持ち、持ち主を危険から遠ざけて護ると言われています。
伝染病を含むあらゆるレベルのネガティブなエネルギーを遮断するとされ、
首のまわりに身につけることですべての精妙体と肉体を保護し、害と危険をそらします。

ポジティブな性質の強い石の一つでもあり、持ち主が惰性や不十分感を克服することを助け、
能力や可能性を引き出して意識を高い所へと導きます。意志を狂歌師、発想の流れを刺激して、
不安と欲求不満を和らげます。
男性性の強い石で、持ち主の自信と男性性を強化することから劣等感を感じる男性によいとされています。
一方で力強く男らしい男性には作用が強すぎて攻撃性をもたらす可能性があります。
女性にとっては、隷属感や劣等感を克服するサポートになると言われています。

周囲を活性化するような役割も得意としており、机の上に置いておく他、
大きな事業計画のお護りとしても有用です。

脳への血流を増加させると言われており、そのことから脳を活性化させると言われています。
特に立方体のものは知力を拡張し構造化させ、本能と直感、創造性と分析力のバランスをとります。
深い絶望と憂鬱の克服を助けるともいわれており、情緒的なサポートも担当できる鉱物です。

肉体面では骨の治療に役立つと言われ、細胞形成を刺激してDNAの損傷を修復します。
気管支や肺の病気の治療に用いられ、血液に酸素を供給して循環をよくする働きがあるとされています。
消化管を強化して摂取した毒性を解毒して、エネルギーを増強することにより疲労を克服します。

パイライトインクォーツは、パイライトが水晶の中に内包されたものを指します。
単体としての結晶のほか、他の鉱物に含まれることも多いパイライトですが、水晶に内包されたものは、
透明な水晶の中で鈍くキラキラと輝き、独特の雰囲気をもちます。

持ち主のネガティブな面を取払い、ポジティブに変換させるとともに、
プラスの方向へ前進していけるようにサポートします。

しっかりと水晶に包まれているパイライトインクォーツの場合、水での浄化も可能となりますが、
含まれている金属質のパイライトは水の浄化は適しません。
そのため、できれば他の浄化法を選ばれることをおすすめします。

◆主な産地

中国・ペルー

◆鉱物学的データ

化学式　FeS2
結晶　等晶軸系
劈開　不明瞭
光沢　強い金属光沢
モース硬度　6-6.5
比重　4.82-5.02
分子量　119.979
金属元素重量分率　Fe 0.4654